SSブログ

全豪オープンテニス [日常]

昨夜は、大坂なおみ、錦織圭の準々決勝戦。
日本人選手がここまで来るのも今までになかったことだ。

知人で、ライブ放送や現場でスポーツ観戦すると応援する方が必ず負けるという理由から今では決してライブで観なくなったという方がいる。
観たい試合が始まると2階の自室へ退避し、別のことをするそうだ。
その間、下から奥さんの歓声や悲鳴が聴こえてくるので、それにより勝敗を判断しているという、なんともお気の毒な方がいる。

まあ、このような特殊な例はあるものの、日頃テニスに関心のない方も、にわかテニスファンとなりこの全豪オープンテニスに関心を向けられている方が多いのではと思う。

オーストラリアといえばハエを思い出す。
とにかくオーストラリアはどこへ行ってもハエに悩まされる。
ハエの国 オーストラリアだ、、。
虫嫌いの大坂が、試合中、虫が肩についたと審判に訴えていたが、あれはハエだと思う。
かわいそうだが、ロッカールームにもいるはずだ。

昨日は、錦織が棄権、大坂が勝利という結果になったが、この二人を比較すると今後の姿が透けて見えてくるような気がする。


たまたま、この二人が同じ試合でしかも上位に上がってきたためか、そのコントラストが興味深く、比較するようになった。

錦織は小学生?の頃だったかフロリダのテニススクールへ単身留学し今までその道に専念して育ってきた純粋培養の優等生。
一方、大阪はテニス好きのお父さんがコーチとなり我流で育てられてきたという、普通の世間の中で普通に育ってきた選手。

インタビューの受け答えも全く違う。
錦織は試合のことについてしか受け答えしなく、ましてや政治や社会、私的生活については一切公言しない。
これについて外国人記者達に錦織は結構飽きられている気がする。
実際、世界的にもいいポジションにいるにも関わらず、各国での記事になることが非常に少ないし、扱いも小さい。
今までの世界上位選手は性差別の問題や政治、さらには高価なテニス教育についての反感など、私的意見をバンバン述べて各国メディアも当然のように取り上げているが、錦織選手にはそれが無いし、私の思い過ごしかもしれないが、取り巻きやマネジメントがどうもそのような発言を抑えているのかもしれない。

錦織の場合、身体的な故障も多く、結構苦戦しながらの現在なので仕方がないかもしれないが、それに比較して大坂は全く違う展開を見せている。

まず、非常に人間的で、自分の意見を持っており、その感性が多くの人に伝わってくる。
勝ち方も気持ちが良い。
まだ、スタートしたばかりだと本人は言うが、もう世界ランキング上位、しかも過去の日本人選手が成し遂げなかった領域にすでに存在している。
まだまだ、のりしろがあるので、もっと強い選手になると思う。
今回のベストフォー入りで、彼女は多分世界ランキング1位になるだろう。

日本人選手2人の育ち方と今後の行く末、、。
引き続き観ていきたい。


追伸:16:07
   大坂なおみ 決勝進出決定!!

nice!(9)  コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 9

コメント 1

LargeKzOh

応援するとそのチームなり選手が負ける・・・知人の方の気持ち、自分には痛いほど良く解ります。
錦織選手は小さい時からのテニス純血育成のせいもあってか、他の話題には関心を持っていない・・・そんな感じを受けてしまいます。
英会話自体はOKなのに内容は乏しい印象です(テニス素人の自分でも解ります)。
大坂選手は受け答えの中身がご指摘通りに濃い。
海外で最も重要とも捉えられているユーモアのセンスも良いです(ただ余りの流暢な英会話なので、自分の実力では100%フォローアップ出来ていませんが)。
by LargeKzOh (2019-01-24 13:06) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント