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手塚治虫 新作発表 [日常]

ぱいどん.jpg先日、ニュースでこの話題を聞いたとき、遺作のなかで未発表の作品が見つかったのだろうと思ったのだが、なんと、本当に新規に作られたと言う。
作品タイトルは「ぱいどん」

手塚さんは、1989年60歳で亡くなられている。
どう言うことかというと、全手塚作品のキャラクターやストーリーをAIで記憶、分析し、手塚さんらしさを抽出して新しい作品を作り上げたということらしい。
最終仕上げは、人間が手を加えてフィニッシュワークしたらしいが、とうとうこのような時代になったかと、思わせる出来事だった。

「写真:講談社」



昨年末の大晦日の紅白歌合戦でAIが作った美空ひばりが出演したが、発想は似たようなものだろう。

この発表会で挨拶されていたのが長男の 手塚眞氏。本当に久しぶりに拝見した。
1961年生まれなので、今年59歳か、、。
私が記憶している眞氏は、ビジュアリストと自称していた青年だったが、先日見た姿は頭は真っ白、治さんそっくりの初老の姿だった。
これにはびっくりした。
時の流れを痛切に感じる。

これからも、AIが作ったものが出てくるだろうが、養殖うなぎ みたいなものだろうなぁ、、、。
やはり、クリエイティブ作品は生身の人間が作ったもののほうがしっくりくる、、、、。

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LargeKzOh

自分には制作者等の "自酔" としか想えませんでした。
by LargeKzOh (2020-03-03 20:58) 

kan

そうなんですよね、
サザエさん、クレヨンしんちゃん、ドラえもんなどなど、原作者が亡くなったあとも続いている作品は多数あります。
それらは引き継いだ人々が制作しています。
今回の作品に、AIがどの程度貢献しているのか不明ですが、何か差別化できるような切り口を探して発表したのでしょうね。
by kan (2020-03-04 11:41) 

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