モテすぎて草 誘ってて森

昨日あたりから、テレビをはじめあちこちのメディアでこの話題が絶えない。

今年の、TikTok 流行語大賞　で　この「モテすぎて草　誘ってて森」（モテ草）が受賞した。
作品を改めて見たが、面白い。

モテすぎてクサ　という言葉を聞いて、この人、博多出身なんだ、、と思い込んでいた。
なんとなれば　クサ　とは　ポピュラーな博多弁だからだ。
意味は　〜ねぇ　となる。

例えば、
「学校に行ったらクサ」＞＞「学校に行ったらねぇ」
「あんたクサ」＞＞「キミねぇ」
したがって
「モテすぎてクサ」＞＞「モテすぎてねぇ」　となる。

しかし、そのあとの　「誘っててモリ」のモリってナンダァ？？博多弁ではないのかなぁ？？
という不整合にしばらく悩んでいたが、今朝の　めざまし８　にこの作者　なかねかな　さんが生出演し、彼女の解説を聞いてやっと溜飲が降りた。
（彼女は東京都出身だった）



草（クサ）とは、SNSでのスラングで　「笑い」　を表すそうで、
WARAI の頭文字 W が見た目に　草が生えているように見えるので　笑い　と書くところを　草　と書くようになったようだ。
爆笑する時は、「草生える」
そしてその程度によって　森＞＞山　と変化していく。
後半の　「誘ってて森」とは、かなりの爆笑。
なかねかなさんは、次回は　丘　を使おうと思っているらしい。

言葉は生き物なので、いろんな集団の中で刻々と変化していくが、これは、わからなかった。
ボーカルの　なかねかな　さんも、ギターの　ゆでたまご安い　さんも1995年生まれの２６歳。
最近では若いと言われない年頃か、、。

1995年は、私が日本で初めてインターネットの専門部署を立ち上げた年だ。
その時から私もいろんな言葉を作ったりしていたが、最近ではこのようになっているのかと知り、インターネットもすっかり人々の生活の一部となり、時の文化ともなったことを見聞きすると感無量、嬉しく？なってくる。

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