実家整理

実家整理と言ってもいろんな度合いがある。
庭の雑草を抜いて綺麗にしたり、室内を整理整頓して清潔にするなどもあるが、親世代が亡くなったりして、住人がいなくなったため、不動産を整理して売却したり、相続したりなど様々だ。

このところしばしばこのような実家整理で都内に在住している高校時代の友人が帰福してくるケースが増えてきた。
こちらの大学を出た方は地元にいるケースが多く、そうでない方々は遠方に住んでいる方が多い。

年代的にそのような時期にさし掛かったのだろうが、本当に多くなった。



私なら、都内の不動産を早々に処分して、こちらに帰ってきて生活すれば、人間的な生活ができるし経済的にも環境的にも楽になることは間違いないと思うのだが、なぜか、今住んでいるところがいいようである。
実家の土地の評価額をできるだけ下げないと膨大な相続税になるため、みんな必死で当局と交渉しているようだ。
安く売りたいという方々が大勢いるのも興味深い。

そんなわけで、このところ半世紀ぶりに会って一献傾けるという座敷が多くなり、まあ、嬉しいやら懐かしいやら、いろんな話題で一気に当時にタイムスリップすることが続いている。

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