西へ向かった台風はどこへ行く

先日ベトナム在住の無線仲間と話していて、台風の話題になった。

赤道近辺で発生した熱帯低気圧は海からの水蒸気を吸収して大きくなり台風となる。
その行き先は西側へ移動しながら北上して偏西風に流されて東へぐっとカーブしながら日本列島へ向かうのはよく見てきているが、果たして、赤道上を西へ向かい、偏西風にのらない台風はどうなるのか？
ベトナムの友人によると、そのまま西へ向かいベトナム東岸へ上陸するそうだ。
特に偏西風のような推進力もないので、ダラダラとのんびりと西へ西へと進むため、滞留時間が長く結構被害が出るそうだ。
上陸後タイやカンボジアなど内陸を西へ西へと時間をかけて移動するので水蒸気切れでやがて低気圧になり消えていくそうだ。

台風もトコロ変われば品変わるで、その性格は日本と違うようだ。
しかし、ダラダラとまっすぐ西へ移動というのも言われてみると自然の摂理通り。

今年はこれからまだ発生するのだろうか？

タグ：西へ 赤道 台風