皆既月食

２０２２年11月8日　久しぶりの皆既日食。
更に今回は　太陽、地球、月、天王星　が一列になる希有の皆既月食月食。
この現象は３００年〜４００年に一回くらいしか見れない。

しかし、日本で見ることができる普通の単独の皆既月食は比較的頻繁に見ることができる。
最近では、2021年5月26日。
今後であれば、2025年3月14日、同年9月8日、2026年3月3日、、、と数年以内に見ることができる。






＜写真（博多湾側から）：西日本新聞＞


今回の月食は全国的に快晴であったようで、どこからでもよく見えたとのこと。
私は、庭先で肉眼と１２倍の双眼鏡で観察してみたが、よく見えた。
肝心の天王星は地球の６０倍くらいの大きさだそうだが、遠い？ので肉眼では見ることが出来なかった。
並行して見ていたNHKのネット配信では、素晴らしい天体望遠鏡なのだろう、天王星の動きまではっきりと確認することが出来た。
イクラが宙に浮いているようで、初めて月を球体として認識できたような気がする。
２〜３回旅客機が月の前を横切ったのだが、あいにくカメラを用意していなかったので目の網膜に映像を焼き付けておいた。

多くの人が同時に月を見続けるという事も非常に希有な事だと思うが、遥かなる宇宙空間をイメージする時間が持てて非常に良い体験だった。

＜写真：NHK＞

タグ：惑星直列 月食