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帰京(上京) [日常]

福岡での久しぶりのお仕事も無事終え、東京へ向かった。
以前も書いたが、東京へ帰るのか、行くのか、いつもその感覚が同居して複雑になる。
もう、自分の半生以上は東京で生活しているのだが、青少年期を過ごした福岡のインプリントが強いのだろう、人格のほとんどはそこで形成されている気がする。

飛行機の便は日曜日午後の便が満席で、久しぶりに午前発の便にした。
秋の九州行楽シーズンも重なってか、空港は大変な混雑、少なくともJR博多駅より混雑している。
そのほとんどが中高年の女性の方々。
手続きに慣れていなかったり、一つ一つのプロセスに時間がかかったりでと、セキュリティー検査も大渋滞、飛行機搭乗後も自分の席を捜すのに機内通路の人の流れに逆行したりと多くの方に迷惑を?かけながら、なかなか席が見つからない。
見つかってもそのような方々は窓側を予約しているので、すでに着席しているお客さんを通路に出させて奥の窓側に着席することになる。
おまけに、荷物も荷物棚はすでにふさがっている場合が多いので、あちこちに空いたスペースをつくって、しかも他のお客さんに頼んで収納することになる。

出発もその分遅れてしまう。




他のほとんどのお客さんは、そのような光景にも慣れているらしく、誰からもクレームは出ない。
おとなの社会を見るようだ。

これが中国だったらどうだろうか?
確実にクレームや罵声が飛び交うだろう。
下手をすると航空会社は損害賠償請求も受けかねない。

それでもキャビンクル―のテキパキとしたサポートで、旨い具合に事が進んで、大幅におくれることなく離陸。

機内エンタテインメントも一ヶ月間更新されないので、結局複数回見たり聞いたりということになるが、いまのところそんなに退屈するところまでに至っていないので助かる。
提供する側もいろいろ考えて制作しているのだろう。

昨年あたりから、機内音楽は自分のヘッドセットで聞くようにしているが、いままでのチューブ状で空気振動を伝えるチープなヘッドホンと違い、航空機の機種ごとの音質の違いがはっきりわかるようになってきた。
一定の基準ができたので比較できるようになった。

昨日は、B777-200だったが、これは音質が良かった。
左右のセパレーションや高音の伸びなど、良かった。
最近の国際線はノイズキャンセルヘッドホンなが用意されていて、非常に静かな音楽環境を提供しているが、国内線の機材中ではかなりいいほうだと思う。

羽田に近づいたころ、通常であれば房総半島上空から大きく左へ傾き進路を変えるのだが、昨日は大きく右へ傾き太平洋上空へ向うではないか。
あれえ、、何かあったのかなあ、、と思っていると、羽田空港でバードストライクの恐れがあるので、滑走路を封鎖したとの連絡が羽田管制塔からあったそうで、鳥がいなくなるまで、上空で待機することになったと機長の機内アナウンス。

機体は大きくターンして伊豆半島大島上空まで行き、旋回、きれいな富士山を拝ませていただいた。
ちょっとした遊覧飛行だ。
再び羽田へ向かったが、確かに眼下に鳥の群れが飛んでいた。

いままであまり気付かなかったが、着陸時の羽田周辺の航空航路が変わっているようだ。
国際線開始に伴って新しいD滑走路ができてから、千葉市の上空で針路を変えているようだ。
かなり低空なので千葉市住民の騒音被害が出ると思われる。
感覚的だが60~70ホン近くの騒音になっているのではなかろうか?
あとで千葉市報などで調べてみよう。

この日は南風が強かったので、B滑走路(2500m) RWY22 ここを使うのは非常に珍しい。
ノエルといつも遊んでいるつばさ公園ドッグランをすぐ下に見ながらの着陸だった。

時間帯を変えるだけで、いろんな発見があるなあ。

そういえば、来週はプライベートでまた福岡だ。
何かいい発見でもあればいいが、、、。




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