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南極大陸 [HAM]

SHO2M-V50s207og50wVrwpZV.jpegTBS開局60周年記念番組として木村拓哉が出演し『南極大陸』というドラマがオンエアされている。

最初は何気なく見ていたが、最近は、毎週楽しみに拝見している。
第一次南極観測隊とその越冬隊の話なのだが、よくできている。
撮影は根室だったらしいが、背景は最新の合成技術でうまい具合に仕上がっている。

そういえば随分前(10年程前)に南極昭和基地と交信したなあ、、と思い出し、QSLカード(交信証明書)を引っ張り出してみた。
これは、オングル島の昭和基地 近郊 (第四十四次南極観測隊)。


0G70D0mXQswR60v500MD0eOc.jpegこれは昭和基地から南へ1,000Kmあたりに位置する ふじ基地 と交信したときのカード。
1,000Kmというと東京ー福岡の距離。

昔の観測隊は晴海埠頭から自衛隊のブラスバンドの演奏で大勢の人々に盛大に見送られていたが、
最近は成田からジェット機でオーストラリアまで行き、フリーマントル港に待機している観測船『しらせ』で南極に渡っている。

基地の設備も近代的でちょっとした海外出張という感覚らしい。
第一次観測隊のころの凄まじい越冬の状況とは雲泥の差がある。

現在、基地と日本は衛星回線やインターネットでつながれており、コミュニケーションに関してはなんの問題も無いようだ。

それでも極地での短波の無線通信伝搬などの研究もおこなわれており、その成果は各方面に大きく役立っている。

私が、短波帯で無線交信した時は上空の電離層のコンディションも良く、比較的楽につながった。
そんな快適な基地での生活も、タロー、ジローの犬ぞりのころの先達たちの賜物だろう。

次回の放送が楽しみだ。


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