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あちら と こちら [日常]

これだけでは何のことかお分かりになれないと思われるが、
チューリップ のリーダー 財津和夫さん が西日本新聞に連載しているコラムのタイトル。

40数年前福岡から上京してメジャーになるまでのお話を自叙伝的に書かれている。
この辺りの時代背景は私の青春時代?とオーバーラップしてそのころの情景が目に浮かぶ。

1回目の上京時、発表した楽曲はうまくいかず、2回目の上京で軌道に乗ったのだが、この辺りの綱渡り人生の話も面白い。

財津さんは上京時、自分の方言がずっと気になって人前で話すことが本当に嫌だったようだ。
ライブの時はレコードと違って、曲間で話すことになるのだが、それも嫌だったそうだ。
側から見ていると全くそんなことは感じないのだが、本人は相当悩んでいたそうだ。

それに比べると関西人がどこでも関西弁(大阪弁)で貫き通す生き方は全く別世界の出来事のようだ。


メジャーになると、ラジオやテレビへの出演も増えてくることになるが、初めてTBSラジオに呼ばれて喋ることになった時、どうしても声が出せなく、マイクをまわされても喋れない。
困ったことになったが、ラジオは声を出さなければ、意味がない。
思い切って、清水の舞台から飛び降りる気持ちで声を出したのだが、、、、その言葉が
「うんこ」
と言ったそうだ。
なぜそう言ったか今でもわからないそうだ。

私は朝食を食べながらこの新聞を読んでいたのだが、おかしくて思わず吹き出してしまった。
何とピュアな方なのだろう、、、。
やはりこういう人間でないとあんな曲は作れないのだろうなぁ、、と感心してしまった。

タイトルの あちらが東京でこちらが福岡なのか?
もう40年以上東京にお住まいなので、あちらが福岡でこちらが東京 なのか、、、?

私も40年間ほど東京で生活していたので、何となくその感覚もわかるような気がする。

毎朝連載の続きを読むのが楽しみになってきた、、。



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