生サバ 料理

サバというと北部九州では普通に食されているが、東京地方では　生のサバ　は条例で禁止されているので、食べることができない。
サバ好きの私にとっては、とても辛い東京での日々だった。
その理由は東京近海のサバには魚の寄生虫であるアニサキスが発生しているめ、ヒトが食べると胃壁を食いちぎり体内に侵入し重篤な影響を与えるかららしい。

そのアニサキスを殺虫する技術が発表された。
熊本大学とジャパンシーフーズ（福岡市）という会社が開発し発表した。




原理は至極簡単のようで、高圧のパルス電気を三枚におろした切り身にかけて殺虫するというもの。
実験では、図のような仕掛けで、三枚おろしのアジ　３キロに６分パルス電流を流したそうだ。

東京あたりでは、この処理を行えば新鮮なサバの刺身や寿司を食することができるだろう。



「図：西日本新聞から」



これは先日近所に開店した　生サバ専門店、「さかなや　朝次郎」というレストラン。
こちらでは、生サバは普通に食するることができるので市内にも生サバ専門の店はいくつかあるが、近所にできたことはこの上なく嬉しい。

タグ：生サバ 電気殺虫 アニサキス