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おついたち参り [日常]

長い間海外で生活していた友人が最近帰国し、近所に住んでいるのだが、奇特なことに、毎朝5時に起きて近くの神社まで行き参拝してくるルーティンを続けている。
本人曰く、長年身についた時差による体内時計で朝早く目が覚めるので運動を兼ねて行っているとのこと。
毎朝同じ時間に同じ行動をしているとおなじみさんがいたり、似たような人々の行動が見えてくるもの。
昨日は2月1日。神社でやたら人が多く門前の老舗茶店も早くから開店して賑わっていたそうだ。
そこで、はは〜ん、旧正月なのでこんなに人出があるのだろう、、と私に感想を伝えてきた。

いや、日本にそのような慣習があっただろうか??
あるのかもしれないが、そんなにポピュラーではないなぁ、、と思い、調べてみた。


一日(ついたち)の参拝について調べてみた結果は下記の通り。


【 一日に神社へ参拝することを、御一日参(おついたちまいり)と呼んだり、毎月参拝するという意味で「月参り」と呼びます。

「御朔日参り」とも表現され、「朔日」は新月のことです。旧暦である太陰暦(現在は太陽暦)では、月の運行を基準としていたため、1日は新月で、15日は満月と決まっていました。1日の新月は物事が新しく始まり、15日の満月は物事が”満了”するときです。

古来より日本では、1ヶ月を区切りとし、1日と15の日には早起きをして、氏神様の神社に参拝し、無事に過ごせたことに対する感謝、そして新しい月への祈願(無病息災・家内安全・生業繁栄)をすることを大切にしてきた風習があります。】

とのこと。

日本人は、お月様の変化にしたがって生きていたのですね。
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