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水に流れた お話 [日常]

ご近所のお友達宅でのお話

年末あたりから、トイレの流れが悪いと時々話していたが、先日、とうとう流れなくなったと大騒ぎしていた。
ゴム製のお椀みたいなものがついた パッコン パッコンと詰まりを取る器具も到底効果がなく、結局 水回り110番のプロの業者を呼んで対処した。

さすがプロ、高圧ホースなどを使ってつまりを取り除いたらしいが、どうもトイレットペーバーがぎっしり詰まっていたそうだ。

業者が言うには、コ●●コで売っているような、アメリカ製のトイレットペーパーを使っていませんか?
と聞かれて、はたと気づいたそうで、、、。


コ●●コは、日本で一番最初に福岡に出店したアメリカの会員制大型スーパー。
友人は安い安いと、よくそこへ買い物に行っていた。
当然、トイレットペーパーも大量にそこのものを使っていた。

業者によると、トイレが詰まるお宅のトイレットペーパーは、ほとんどがその店のものなのだそうだ。
なんと、水に溶けない とのこと。
日本製は、そのほとんどが水に溶けるので問題ないのだが、、、、。

じゃあ、アメリカの家庭ではつまりが多いのかと言うとそうでもないとのこと。
米国はパイプの径が太く水圧の規格も違うとのこと。
アメ車と日本車の違いと同じように日本規格の方がエコ設計のようだ。

と言うことで、プロの技術によって詰まりは解消されたが、費用は負けてくれて3万円だったそうだ。

彼は、コロナ禍の影響でずっと勤め先が休業中で、年末に手当金3万円ほどが支給されたそうで喜んでいたが、結局この詰まり案件でその手当金が右から左へ流れていった。

もうこれからは多少高くても日本製のトイレットペーパーを使うことにしたようで、山のように使わなくなった米国製のものは別の用途に使うしかないと呟いていた。


これが名実共に 水に流れたお話 。


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