SSブログ

ミネラルウォーター [日常]

災害時の住民へのインタビューなどを見ていると、水のありがたさがよくわかるという意見が非常に多い。
日頃は当たり前のように使っている水だが無くなると、究極には生死にも関わるようになる。

ミネラルウォーターが一般的に販売されるようになり、それを使うようになって久しい。
特に水割りやお茶、コーヒー、紅茶などの嗜好品になれば、その味や舌触りなどを大きく左右させる。

私の場合、以前は、安いミネラルウォーターをまとめて購入するケースが多かったが、最近では採水地や水の硬度を確認して購入するようになった。
特に、硬度が低い 軟水 で割るウィスキーや焼酎は格別のものがあるし、もちろんそのまま飲料として飲むと硬度によって、はるかにその違いがわかる。

 硬度とは 水1,000mlあたりに含まれるカルシウムとマグネシウムの含有量で分けられており、大きくは「軟水(なんすい)」と「硬水(こうすい)」に分類される。
軟水はミネラルが多すぎないため、味にクセがなくスッキリとして飲みやすいのが特徴。
内蔵が未発達な赤ちゃんにも負担がかかりにくいので、ミルク作りにも最適の水と言われている。



今までの経験から、硬度が60mg/L を超えると硬く感じるため55〜56あたりの水が価格と食感のバランスが良いと思い購入してきた。

何の時だったか、ふと市の水道のホームページを見ている時、我が家にきている水道水の硬度を調べると、、何と 36 だった。
かなり柔らかい 軟水 である。
因みに、我が家のエリアでは、季節になると しろうお が泳ぐ清流 室見川 の水を採水して供給されている。
貯水池やダムの水を貯めて飲料水にしている水道とは素性が異なっている。
(東京駅周辺では湧き出る地下水を採水して水道水にしており、かつては東京駅などで「東京水」としてボトルに詰められて販売されていた)

水道水は、市販のミネラルウォーターと違って、塩素を使って殺菌しているため、塩素を含んでいることが大きな違いである。
この含有塩素だが、水道局の説明では、水本来の味を損なわないように微妙な調整をしながら配水しているとのこと。

まあ、その条件の違いを把握した上で、夜間、ミネラルウォーターが切れてしまった時など、水道をひねって使い出した今日この頃。
塩素のことをネグってもその硬度の低さは評価に値する気がする。

タグ:硬度 水源
nice!(6)  コメント(0) 

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント